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Tサキソフォーンアンサンブル第8回演奏会

Tサキソフォンアンサンブルの演奏会にエキストラ出演しました。


サックスとハープ???


と思う方もいらっしゃると思いますが・・・。
簡単に言うと
サキソフォンのオーケストラに打楽器とハープが入るって感じです。

サキソフォンアンサンブルとの演奏は
初めてではなく、大学時代、結構たくさんやりました。
(ちなみに、ユーフォニウム&テューバアンサンブルにも
のったことがあります)



学生以来で超久しぶりだったので、とっても楽しみな本番でした♪♪




楽譜は、オケ譜のままの場合もあるし
移調譜だったりするのですが、今回は移調譜。
で、パート譜に曲名が入ってなくて
(というより、コピーが半分切れていて読めなかった・・・)


ファリャの三角帽子ねー、懐かしいわーとさらってて
CDにあわせて、練習しようとCDかけたら


違う・・・・





ひゃー!!
ファリャじゃないよう、リムスキーだった!!!





CDかけるまで、ずーっと曲名間違えてたー!!
本当におばかな私・・・。





はい、正しくは
リムスキー・コルサコフのスペイン奇想曲です。






ハープソロのカデンツがあるんだけど
すっごく弾きにくいの。

同じ弦を早く弾かなきゃいけなくて
(同じ弦を弾く〓指がぶつかり、ノイズが出やすい
〓美しくない〓異名同音で書き換えられない
〓楽譜通り弾くしかない〓美しく弾くのには技術)




逃げ道のないカデンツ
学生時代にも、あまり上手く弾けた覚えがない・・
リベンジです(泣)






4月下旬から練習に参加しました。



練習に参加してびっくり。
良く知っているHさんもいれば
高校のZ先輩!


先輩、高校時代からずいぶんたっているのに
変わらずイケメンで、思わず
「先輩、相変わらずカッコいい~!!」
を連呼していた私。
ちなみに先輩はもうパパでした。



そして同級生のY君。
一緒に大学受験して、ピアノ副科試験と、新曲がうまくいかず
2人でへこみまくった帰り道
「ゲーセンに行こう!!」
と、池袋のゲーセンで1時間遊んで、気晴らしして

「明日の実技、がんばろうね!!!」


と別れてから、受験の結果
彼は落ちちゃったので、勝手に気まずくなっていた私。
(しかも、Y君は1浪後、違う大学にいっちゃった)



でも、久しぶりに会ったら、変わっていなくて。
同級生や高校の先輩後輩って、何年会ってなくても
さくっと気軽に話せて、楽しい!!
本当に不思議。




いろんな再会があったりしたんだけど
感激の再会は
やっぱサキソフォンのI先生!!!


I先生とは、2002年となみ吹奏楽スピリッツで
共演させていただき
(実行委員会の依頼で、先生は私のような素人と共演させられて、
さぞ、迷惑だったと思いますが、私にはとてもよい経験でした。
ちなみに、ラヴェルのハバネラ形式による小品
とってもいい演奏ができて、大感激でした)





本番は、I先生の指揮でした。



何度もやったスペイン奇想曲のはずですが・・。
練習中に、ソロは何度もこけ
弾けないところは何年たっても変わらず(泣)
へこみました・・・。


そして何よりも、甘かったのは・・。




人数の多さ
前日になると、見たことない人がいっぱいいる・・・。



40人くらいいるぞぅ


大学のアンサンブルは、30人弱だったけど。
本番まだ増えるらしい。
50人くらい???


前日の練習で、I先生が
「やってらんないなーと思うでしょ??川村さん」

「そんなことないですー」
と答えたものの・・・。




先生、私が入る箇所は全部合図くれて
目が合うから
とにかく聞こえるように、限界寸前大音量に弾くんだけど・・。




無理っす。


大音量のサキソフォン50本。
いくら私、頑張っても、勝てるわけない(泣)





私、大きい音が出せるハーピストだけど
サキソフォン50本には、到底無理。




とにかく、限界まで大音量で弾き・・・。
こんなでっかい音で弾くの、久しぶりだよー、
っていうか、指痛い・・・腕の筋も痛い・・・。




前日練習で、指は真っ赤に腫れ上がり・・・




本番当日になりました。




ホールに入ると、ますます響くサキソフォンの音。

リハが予想以上にすんなりカデンツが弾けてしまい・・・・・・。






やばい・・

本番めっちゃこけるかも・・・。






と、イヤーな予感が頭をよぎり・・。


でもめげてはいられない!!

指は痛いけど。


気合で本番臨みました。




曲間にI先生のなごやかなトークがあり
一瞬、お客のような私・・・。





いかん、終わっちゃいない、これからだよー、


スペインはじまる前にI先生が、「この曲は~」と解説があり、



「ハープのソロもあり」




えーん、プレッシャーかけられたよう。






とへこんでて、ふと見たら

コンマスのDちゃん私見て、にまにまして、ピース。




プレッシャーかけられて、本番がはじまりました。






リムスキー・コルサコフのスペイン奇想曲は、
5曲が切れ目なく続いていく曲なんだけど
1.2曲目は出番がなく、待ち。


待つだけ待って、3曲目。




とにかく、集中。必死でした。


そして、4曲目のカデンツ、サキソフォンの4人が、カデンツをつないで
最後のカデンツが、私。



弾き始めた瞬間


冷静






なのはいいけど、超、超安全運転。




意味わかんないっすね、すいません。








要は、ビビデバビデブーな私は、
感情と指に任せる演奏ではなく、冷静に丁寧に弾いたのでした。



とりあえず   ほっ。





コケまくる演奏は免れたっ!
うかうかしていられない、もう一つの難所、クリアせねば!!!



サキソフォンの皆様もすごく冷静で
(っていうか、この曲走り出したらとまんないし、
燃えやすいし、暴走しやすい)


5曲目。
練習中、ぼーっとしていると
6拍子から3拍子を時々数え間違えたりしてるから、要注意。



キタ!!





必死でした、落ちたら2度と入れない!!
限界の大音量で、一瞬やばいかも
と、思いつつ頑張ってついていきました。






難所をクリアした後は、アンサンブルが楽しくて。


最後のグリッサンドは、温存していた2の指で
(練習中は、3の指)

すっごいしっかりしたいい音のグリッサンド!!!
やったー!!






スペイン奇想曲 終了。


曲が終わった瞬間、I先生が私を1番最初にソロとして

紹介して(立たせて)くれました。



超感激




メンバーよりも先に立たせてくれるなんて!!
先生、ありがとうございます!!!!





完璧と言えるほどではないけど、会心のソロができたし
学生時代のリベンジも果たせたし。



久しぶりにおいしいビールが飲めたのでした♪♪♪




打ち上げの様子は
ブログchoco-holic
http://chocolam.exblog.jp/
by harpdiary | 2007-06-04 23:34