2007年 09月 23日
J交響楽団 第50回定期演奏会賛助出演しました。
J交響楽団は、5月の交声曲「花こぶし」以来。
早い~!
あっというまに4ヶ月。
ボロディン ダッタン人の踊り
チャイコフスキー バレエ組曲「眠りの森の美女
ここまでは、知ってる、知ってるなんだけど
もう1曲。
ドヴォルザーク 交響曲第3番
「ドヴォルザークの3番やるんだよ」
っていろんな人に言ったら
「何それ??知らない」
って人がほとんど。
だよね?私だって、知らないもん。
カレスコのアレンジャーK氏に
「ドヴォルザークの3番のCDって持ってる??」って聞いたら
「あるよ」
って、全曲版のCD2種類CD-R焼いてくれました。
さすが、Kちゃん。
ドヴォルザークのCD-Rも焼いてもらったし、スコアも買ったし
いつでもさらえるぞって思ってたのに・・・。
8月末から本番が週2、3回になり、大阪に遊びに行ったり
打ち合わせだの何だので、あっという間に1週間前。
必死こいてCD聞いて、スコア見て、譜読み。
こんなに大騒ぎしてるけど、ドヴォルザークは2楽章のみなんです・・・。
でも!でも!
譜割りがややこしい!
4分の2なのに、音符が細かい。32連音符がいっぱい。
うわーん、これだったら、4分の4で書いてくれえ、ドヴォルザーク。
自分の頭の悪さをドヴォルザークのせいにしたりして。
とにかく、初めてやるから必死。
前日&本番しかないから、万全で行かないと!!
この譜割りのややこしさのせいで、
ドヴォルザークにかまけいていたのが、いけなかった・・・・。
ハーピストの実力がわかりやすい曲・・・。
本命は・・・チャイコフスキーだった・・・。
この曲のハープはすっごい大事で。
っていうか、ハープないと無理ですわ。
ってくらい、ハープ大活躍。
数年前、やったことあるっていうので、なんとなくさらっていって
本番前日。
うげげげげ。
こんなに目立ったっけ???
うきゃー。
各曲で出てくる、ソロ。
「もっと、チャイコフスキー練習してくればよかったー泣」
時すでに遅し。
公開、違う、後悔後に立たず、(先だっけ??)
チャイコフスキーのバレエ曲の恐ろしさ、身をもって分からされたのでしたー。
本番当日。
リハは、あっというまに終了。
チャイコフスキーが・・。拍にはまらない部分が・・・。
はあ・・もう本番しかないよ~。
今回の本番は、背水の陣(勝手にそう思い込み)な気分で臨みました。
ダッタン人の踊り 無難に終了。
そして、次はチャイコフスキー。
超、緊張!
してる場合じゃない。
とにかく、冷静を心がけていました。
そして、超ソロのカデンツ。
リハより、うまくいった!ほっ。
まだ油断できなーい、さっき拍はまらなかったところ、はめなきゃ!
100点じゃないけど、リハよりうまくいった!ほっ。
休憩、チューニングして。
ドヴォルザーク。
長い長い降り番の1楽章。気が遠くなる・・・。
眠いわけじゃなく、出番までステージで待つって本当につらいんですー。
2楽章。穏やかなテーマで始まり。
チャイコフスキーより冷静に2楽章全部弾きました。ほっ。
残り降り番の3、4楽章。終わったからボーッとして座ってました。
無事終了。
このスケジュールの中、本当にきつかった。
でも、この多忙な中オケもこなせる、タフさがあるんだ私。
と改めて思ったり。
翌日は、教え子ちゃんの発表会なので、飲み会はノンアルコール。
コンマスのSさん(大学の先輩)に
「よかったよ」とお褒めの言葉をいただき、心底ほっとして
帰路についたのでした。
by harpdiary
| 2007-09-23 23:11
| 日記