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J交響楽団 第50回定期演奏会

おとなりの新潟県J交響楽団の第50回定期演奏会に
賛助出演しました。


J交響楽団は、5月の交声曲「花こぶし」以来。

早い~!
あっというまに4ヶ月。



ボロディン     ダッタン人の踊り 
チャイコフスキー バレエ組曲「眠りの森の美女


ここまでは、知ってる、知ってるなんだけど
もう1曲。



ドヴォルザーク   交響曲第3番






「ドヴォルザークの3番やるんだよ」
っていろんな人に言ったら

「何それ??知らない」


って人がほとんど。
だよね?私だって、知らないもん。


カレスコのアレンジャーK氏に

「ドヴォルザークの3番のCDって持ってる??」って聞いたら



「あるよ」



って、全曲版のCD2種類CD-R焼いてくれました。
さすが、Kちゃん。


ドヴォルザークのCD-Rも焼いてもらったし、スコアも買ったし
いつでもさらえるぞって思ってたのに・・・。




8月末から本番が週2、3回になり、大阪に遊びに行ったり
打ち合わせだの何だので、あっという間に1週間前。





必死こいてCD聞いて、スコア見て、譜読み。


こんなに大騒ぎしてるけど、ドヴォルザークは2楽章のみなんです・・・。




でも!でも!
譜割りがややこしい!
4分の2なのに、音符が細かい。32連音符がいっぱい。



うわーん、これだったら、4分の4で書いてくれえ、ドヴォルザーク。


自分の頭の悪さをドヴォルザークのせいにしたりして。
とにかく、初めてやるから必死。
前日&本番しかないから、万全で行かないと!!




この譜割りのややこしさのせいで、
ドヴォルザークにかまけいていたのが、いけなかった・・・・。





ハーピストの実力がわかりやすい曲・・・。
本命は・・・チャイコフスキーだった・・・。



この曲のハープはすっごい大事で。
っていうか、ハープないと無理ですわ。
ってくらい、ハープ大活躍。



数年前、やったことあるっていうので、なんとなくさらっていって
本番前日。




うげげげげ。
こんなに目立ったっけ???

うきゃー。




各曲で出てくる、ソロ。

「もっと、チャイコフスキー練習してくればよかったー泣」



時すでに遅し。
公開、違う、後悔後に立たず、(先だっけ??)
チャイコフスキーのバレエ曲の恐ろしさ、身をもって分からされたのでしたー。




本番当日。
リハは、あっというまに終了。

チャイコフスキーが・・。拍にはまらない部分が・・・。
はあ・・もう本番しかないよ~。



今回の本番は、背水の陣(勝手にそう思い込み)な気分で臨みました。


ダッタン人の踊り     無難に終了。
そして、次はチャイコフスキー。



超、緊張!
してる場合じゃない。
とにかく、冷静を心がけていました。

そして、超ソロのカデンツ。



リハより、うまくいった!ほっ。



まだ油断できなーい、さっき拍はまらなかったところ、はめなきゃ!




100点じゃないけど、リハよりうまくいった!ほっ。




休憩、チューニングして。



ドヴォルザーク。


長い長い降り番の1楽章。気が遠くなる・・・。
眠いわけじゃなく、出番までステージで待つって本当につらいんですー。





2楽章。穏やかなテーマで始まり。
チャイコフスキーより冷静に2楽章全部弾きました。ほっ。




残り降り番の3、4楽章。終わったからボーッとして座ってました。
無事終了。





このスケジュールの中、本当にきつかった。
でも、この多忙な中オケもこなせる、タフさがあるんだ私。
と改めて思ったり。


翌日は、教え子ちゃんの発表会なので、飲み会はノンアルコール。
コンマスのSさん(大学の先輩)に
「よかったよ」とお褒めの言葉をいただき、心底ほっとして
帰路についたのでした。
by harpdiary | 2007-09-23 23:11 | 日記