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Iフィルハーモニー交響楽団第38回「オーケストラと少年少女」

おとなり石川県Iフィルハーモニー管弦楽団の演奏会
第38回オーケストラと少年少女にエキストラ出演しました。




お願いされ続けて、はや4年目。
今年は、韓国からの合唱団も混ざっての演奏会です。
例年通り、3部形式の演奏会でもりだくさん



1.オケのみのステージ
2・筝アンサンブルのステージ
3・児童童合唱団とオケ




これに韓国合唱団のステージが加わるから、本当に長いコンサート。
オケのステージ、今年は



スメタナ  交響詩わが祖国より モルダウ


Wikipediaより

スメタナは、明確にチェコの個性の現れた音楽を書いた
最初の作曲家であるといわれ、チェコ国民楽派の開祖とされる。
わが祖国は、彼の代表的な作品。
1874年から1879年にかけて作曲された6つの交響詩から成る連作交響詩。
モルダウは、一連の交響詩群の中で最も知られた作品であり、
単独で演奏されたり録音されることも多い。
ヴルタヴァ川(モルダウ川)の、源流近くからプラハを流れ、
エルベ川へ合流するまでの様子が描かれている。
楽曲の最終部分には、第1曲「ヴィシェフラド」の一節も組み込まれていて
スメタナの故郷を思う気持ちが現れている





この曲を演奏したのは・・・・・ひょっとしたら大学生以来??
ものすごい汚くて古いパート譜を見て、絶句005.gif
この曲は、大学の定期演奏会で初めて演奏した曲。
3、4年生に囲まれて、怖かったなあ・・・。
しかも、外国人指揮者だった・・(名前は全然覚えてない)
1年生で、いっぱいいっぱいだったなあ・・・。



当時の書きこみが・・・
ひどいなあ。ペダル記号のタイミングとか、甘い、甘い。
若さは無謀だわ。
今の私は、この楽譜じゃ弾けないよ028.gif


せっかくの機会なので、新しく楽譜をいただいて
もう1回楽譜の書きこみをやり直し。
本番に備えました。



そして、児童童合唱団とオケは、昨年に続き


シューベルト   アヴェ・マリア、ます、セレナーデ
シュトラウス   美しく青きドナウ
久石譲      君をのせて



児童合唱団との曲は、アレンジものです。
この曲に泣かされ続けて、はや2年。
(昨年の様子は、コチラ
(一昨年の様子は、コチラ



もう、あんな思いはしたくない・・・045.gif
必死で練習。
本番の前の週、オケ練習に行って、久しぶりに合わせたら・・・。



やっぱり、指揮者の合図が・・・わからない・・・007.gif



しかも、もう1度やってほしいのに、返してくれない・・・。
次の曲へ、いっちゃった・・・。
オケのメンバーは、「あれは難しいよね」など
同情してくれるけど、もう3回目だよ。そんなこと言ってられない045.gif





募る不安のまま、1週間・・・・。ひたすら練習。





本番前日。
ハープの横には、マイクがつけられ・・・・。
集中。
とにかく落ちるわけには、いかない!ついていかねば!!
必死なんだけど、腕が・・つりそう・・・007.gif
もう限界状態。
でも、なんとかついていけました。前の週よりマシ、ほっ。
他の曲は、さほど問題なく。
翌日を迎えました。



朝のリハーサルで、指揮者の希望でマイクの位置が若干ずれて
少し響きが悪くなり・・・・。
今年は、合唱団OGの方が、1コーラスめを独唱。
前日は、テンポがゆれる部分で、歌に合わせるとオケが崩壊寸前・・・。
当日は、オケに合わせなきゃ・・・ソリストごめん!って感じで040.gif



韓国の合唱団も混じっての演奏なので、指揮者の言葉を
通訳の方が訳してたりで、合唱とのリハーサルは、
結構時間が、かかりました。


他の曲、スメタナも問題なくリハーサル終了。



調弦を済ませ、本番。
モルダウの出だしは、フルートとハープのみ。
ハープの1拍めのあと、フルートが続きます。この絡みが数小節。
ものすごい緊張が走る。
でも、この曲は大学生の頃の叩きこまれた記憶がすごくて
余裕だった。経験は財産なんだなあ001.gif



そして、問題の合唱とのステージ。



アヴェマリア。

緊張のせいか、一瞬入りが遅れて、やばい!って感じでしたが
とにかくついていく。
ソリストが、ゆらしたい部分で、あわせきらずオケに合わせたので
演奏としては少し危なげでしたが、大きくずれることもなく
2コーラス、3コーラスといきました。
なんとか、最後までもったよ~042.gif




アヴェマリアの後、他の曲は問題なし。
かわいい子どもたちの歌声とオケのハーモニーを楽しんで演奏できました060.gif



本番終了後、オケのメンバーから
「よく合わせれましたねー」など、同情とお褒めの混ざった言葉をいただき
なんとか役目を果たせてほっ042.gif
今までみたいな泣きたい気持ちではなく、やり遂げた感で、家路につきました。
by harpdiary | 2009-07-12 22:49 | 日記