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Tサクソフォーン倶楽部第9回コンサート

昨年に引き続き、富山サクソフォン倶楽部の演奏会をお願いされました。
サクソフォンラージアンサンブル50名の中での演奏です。


4月のLポールウィンドアンサンブルに引き続き、
またしても「デュカス・魔法使いの弟子」今年2回め。


ゲーテの有名な韻文バラード「魔法使いの弟子」を、
アンリ・ブラツがフランス語に散文訳したものをプログラムとして、
序奏とコーダつきの交響的スケルツォ(=明朗・軽快で調子の速い曲)で
構成された曲です。


簡単なあらすじ

魔法使いの弟子は、先生がお出かけになるスキを見て、
先生と同じ魔法を自分で使ってみます。
呪文をとなえ・・・箒が動き出して水汲みを始めます。
次第に水量が増してきて、弟子は箒の動きを止めたいと思いますが、


しかし彼は、魔法を解く呪文を知りませんでした。
いろいろな方法をやってみましたが、みなどれもダメです。
弟子は慌て始めます。
そうだ、斧で真っ二つに割ってしまえばいいんだ、と弟子は考え、斧で箒を割ると、
箒は2つに割れ、動きを止めます。


ほっとしたのも束の間、割れた箒は、今度は2本で水を運び始めます。
今までの2倍のスピードで水汲みをされてしまい、家中水浸しの大洪水!
とうとう弟子は、大声で先生を呼びます。
するとファンファーレが鳴り響き、先生のご帰還が告げられます。
先生が呪文を唱えると、箒の動きはぴたっと止まります。




あらすじが的確なオーケストレーションで構成された曲です。
4月に続いて、2度目。
偶然なんだろうけど、流行ってるのかなあ?
譜読みする手間が省けるからいっか~001.gif


と思ったのが甘かった…
4月にやった吹奏楽版と曲の長さが一緒なのに、拍子が違う!

拍子が違うと数え方が違う〓休みを数え間違える〓弾くところを間違える。



うわーん!楽譜は弾けるのに、入れないという悲しい状態。
この4分3拍子と8分9拍子、8分の3拍子の違いに慣れるのが
とにかく大変でした008.gif




もう1曲はアンコール、川の流れのように。
そして、エルガーの威風堂々。
ハープのパート譜はなかったのですが、
オーケストラ譜のハープパート譜を移調してもらうことになりました。
昨年は1曲の乗り番だったけど、今年は3曲。
2週間前から週3の練習に参加して、本番を迎えました。



指揮は、I先生。
本番1週間前に練習にいらっしゃってて1年ぶりにお会いしました。
私の入りに、的確な合図を下さる先生。
拍子の違いに慣れず、落ちてしまった私007.gif
何回か練習を止めてしまうことも・・・はあ、ださい私。
本番までなんとか拍子の違いに慣れることが課題でした。



本番当日。
早めに入って個人練習。そして、リハなんとかこなし、本番。


乗り番は、威風堂々から。
この曲は、母校K高校の定期演奏会アンコールでおなじみの曲。
だんだん、盛り上がってくるうちに泣けるんだよねーと
冷静に思いながら演奏しました。
お約束の団員の一部メンバーが客席3Fから途中演奏する場面が
ちょうど私の入りと同時で時差が出ないか、少し心配でしたが
なんなくクリア。ほっ。


I先生のトークですすめられる3部。
リハで、ハープ楽器紹介の曲弾いてねと、リハで言われたので
少々ドキドキしてましたが、演奏会がのびてたらしく
まきまきトークの先生。私の出番はなくなりました049.gif


そして、魔法使いの弟子。
数え間違えることもなく、演奏の責任を無事果たしました。
アンコールの川の流れのように、2コーラス目からは
団員の方が、ヴォーカルに!会場和やかムードで終了しました。


来年は10周年を迎えるTサクソフォーン倶楽部。
来年も乗り番あるかも??と打ち上げで言われ・・・。
今年も無事終わってほっとしました。
by harpdiary | 2008-06-01 22:58 | 日記