2008年 06月 08日
オーケストラ長野Sノーレエキストラ出演このオーケストラとのお付き合いは、かれこれ3年ほど。
去年は、1度もお願いされていなかったので久しぶりに行きました。
今回は、「ビゼーのカルメンです」とお願いされたので
あの楽譜だよね、でも練習番号違ってたら面倒だし、念のため
楽譜送付をお願いしていたのに・・・
届いたのが3日前。
しかも・・・・・。
楽譜の版が違う。
がーんしかも、13曲。
通常のオーケストラ譜組曲版と違って、歌の伴奏版。
同じようで、違う・・・。
しかも、大学時代の楽譜でやった形跡がある。
なのに
なにも覚えてない・・・。
アルツ真っ盛りの私。楽譜は簡単で弾くことは平気だけど、
歌の伴奏は、歌い手がゆれると拍が・・・・・オケとの合わせが・・・・
不安だらけのまま、長野入りしました。
1番不安だったのが、花の歌。
到着して、すぐに事務局の方にスコアを借りて、
歌のメロディーを書きこもうとしたけど・・・・。
書ききれない
頭をさっさと切り替えて、コンビニ行って、スコアをコピー、製本。
マーカー使って見やすくして、ペダル記号書いて。
降り番の曲の間、必死。
「川村さんなら、大丈夫かと思って」と、事務局長。
私のこと信頼してくれるのは嬉しいけど、限度があるよぉ
でも、実は歌の方々「Aミーナ デル ベルカント」の代表が
本番3週間前に急逝され、演奏会自体もどうするか?代役は??
など、かなり大変だったご様子なのでした。
そして、臨んだリハ。
大学時代の経験は・・・・アルツで全く役に立たず。
ところどころ、弦のピッツィカートとハープのみっていう場面で
指揮者に「8分音符きちんと止めて」など捕まりまくり。
問題の花の歌では、ゆれる拍についていけず、落ちっぱなし。
へこむ
でもリハの時間は、限られている。
私が落ちまくっているからか、もう1度通しが始まり
極力冷静にオケを聞いて、拍を数え、歌を聴く。
伸びる部分を確認。
なんとかできて、ほっ。翌日の本番に臨みました。
リハ、花の歌はどうにかなったけど、最後のジプシーの歌。
私だけが、ずれるテンポ。がーん。ステージ上での時差に対応しきれず
また、私のせいで出だしやり直し。など冷や汗もの。
開場ぎりぎりまで練習。本番前にここまでさらったのも久しぶり。
チューニングして本番。
問題の花の歌。
ハープのアルペジオが目立つので、とにかく細心の注意をはらって、演奏。
フェルマータが3回。2回は順調なのに・・・。
3回目。
歌を聴きすぎて、出が・・・・。遅れ・・・・・落ちた。
うわーん。本番の歌の伸び方は、リハと全然違う・・・。
そうだよ、本番って違うんだよ、練習と。
へこむ
でも、まだ乗り番がある。気持ち切り替えなきゃ。
リハでうまくいかなかった最後の曲「ジプシーの歌」
絶対しくじるもんか。妙に強気
気持ちで負けなかったおかげで、成功。ほっ。
終了。
もともと、オケでの歌の伴奏が苦手な私。
準備不足を痛感した苦い経験の本番でした。
打ち上げで次回、第16回定期演奏会での乗り番がわかり、出演が決定しました。
11月です
by harpdiary
| 2008-06-08 21:59