人気ブログランキング | 話題のタグを見る

第5回Lポールウィンドアンサンブル定期演奏会エキストラ出演

昨年に引き続き、Lポールウィンドアンサンブル定期演奏会に出演しました。



今回の曲目は



M・アーノルド 第6の幸福をもたらす宿
1958年に製作された同盟のハリウッド映画の劇中音楽。
3曲で構成されている。


A・リード    トランペットと吹奏楽のための協奏曲より
台湾のトランペット奏者による委嘱作品。
トランペット奏者が3つの楽器を持ち替え
(トラbンペット、コルネット、フリューゲルホルン)協奏曲でありながら
ソナタ、スロウブルース、ジャズワルツ、ソング、サンバという5楽章形式。


ワーグナー  楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」セレクション
オリジナル曲は前編で4時間30分。前奏曲は9分程。
今回の吹奏楽版は、前奏曲には組みこまれてない楽劇の魅力的な旋律が
盛り込まれています。





第6の幸福をもたらす宿は、以前演奏したことがあって、思い出せばなんとかなる。
マイスタージンガーはオケ版はすごく演奏してるけど、吹奏楽版は初めて。
テクニック的に大変な部分はないから、ひたすら数えるのみ。
厄介だったのは、トランペット協奏曲007.gif



トランペットソロが、地元出身のTさん。東京都交響楽団の主席奏者です。
Tさんとの合わせが、3月にあり
はぴねすコンサートでいっぱいいっぱいな私は軽く譜読みして練習に行き
全然弾けてなくって、謝り倒す040.gifっていう最低なことをしたのでした。


6連符がね、悪夢002.gif
えんえんと続く。指がはめにくい。一筋縄ではいかないのだ046.gif
とにかく、毎日メトロノームでさらう日々。
四分音符=35から。弾けるようになったら、3ずつ上げる。
超超地道な練習。必死でさらいました。



そう、このトランペット協奏曲、日本の初演が今回のソリストTさんなんだって。
リードの指揮で何度も演奏されてるそうです、スゴイ038.gif
今回は、抜粋でスロウブルース、ソング、サンバ。



他の本番で、練習日になかなか参加できず。
本番3日前の全曲リハーサル。ソリストはいないけど、なんとかなって、ほっ。
本番を迎えました。



本番は、私の乗り番、降り番が変わりばんこ。5曲ずっと舞台にいることに。
降り番の曲はひたすらお地蔵さんのようにじーっとして待ちました。





「第6の幸福をもたらす宿」は、リハーサルでうまくいかなかったところが
なんとかなった。2曲目のソロ、ちょっとびびったけど、大丈夫。


そして、問題のトランペット協奏曲。集中しなきゃ。
スロウブルースは、ハープパートはパーカッションのように効果的に作られてる。
和音もペダルが多くてね、目立つから恐いなあ。
その恐さが、裏目に出て、なんかびびった音色。あぁ・・・反省。




反省する余裕もなく、ソング。悪夢の6連符。
これは気合しかない066.gif
始まった。
あぁ・・・速いなあこのテンポ。でもね、気持ちで負けると絶対落ちる。
とにかくついていく。何があろうと、落ちるもんか(なぜかケンカ腰047.gif




一瞬、ふっとついて行けなくなりそうになり、でも絶対落ちないって
信じて、弾き続け、最後まで辿りつきました。
よかった~なんとかついていけた042.gif




しんどいトランペット協奏曲が終わり、
マイスタージンガーは、楽しみながら弾こうって思うけど、油断禁物028.gif
休みの小節数を数え間違えると、終わりなんだなあ。
慎重に慎重、そして緊張。
数え間違えもなく、無事終了。



とにかく、このトランペット協奏曲は、稀にみる難しさで
しかもあまり聞えなくて、報われない。
でも、とても勉強になりました。指の練習としては、最強の教材かも???
Tさんのソロは、素晴らしかったし、とてもいい機会を与えてもらったなあ。
まだまだ精進せねばって痛感した本番でした045.gif
by harpdiary | 2009-04-29 22:10 | 日記